このたび、完全出版保証型かつ著者様のライティング支援型のサービスを開始しました。
名付けて「作家夢叶(ゆめかない)マラソン」というサービスです。
いますぐには1冊分の原稿は書けないが、コツコツと原稿を溜めて、
ゆくゆくは本という形にして、それを世の中に発信されたいという方にオススメです。
弊社のスタッフが、著者の原稿づくりをサポートしていきます。
ご関心のある方は、サービスの詳細をメールにてお問合わせください。
※問い合わせ先:eplan@khaki.plala.or.jp
残念ながら紙の書籍や雑誌など出版業界全体の売上は年々減少傾向にあります。
しかし、電子書籍の市場は今後も有望であると思って間違いはないでしょう。
2016年度の電子書籍市場規模 は1,976億円と推計され、2015年度の1,584億円から392億円(24.7%)増加し、一方の電子雑誌市場規模は302億円(対前年比24.8%増)と推計され、両方を合わせた電子出版市場規模は2,278億円となりました。
日本の電子書籍市場は今後も拡大基調とみられ、2021年度には2016年度の約1.6倍の3,120億円程度になり、電子雑誌市場規模440億円と合わせた電子出版市場は3,560億円まで拡大することが予測されています。
一般的に書店で市販されている紙の本には、内容自体の魅力はもとより、ページをめくる際の紙のもつ質感や、それを所有していること自体に満足感などがあります。例えば、受験勉強の際、受験対策用の参考書を何度も読み返しているうち、その書籍が手垢やマーカーなどで汚れていくこと自体に充実感を覚えた方も少なくないのではないでしょうか。そのようなことからも、書籍は、紙に印刷されたものがよく、それ以外の形態で発行されている書籍は、本当の書籍ではないという意見を持った方も現時点では少なくありません。
しかしその一方で、現在、出版業界の売上全体の約15%の規模にまで成長した電子書籍では、マンガ、小説、ビジネス書、自己啓発書など、多くのジャンルのコンテンツが発売されています。
電子書籍は、その専用のデバイスやスマホなどの通信機器を携帯していれば、いつでもどこでも手軽に書籍が買え、その場で欲しい情報を入手することができます。さらに、一度に大量の書籍を持ち運べるというメリットがあることも魅力的です。紙の本に比べて物足りないとお感じの方は、おそらくそうした本の形態に慣れていないためだと思います。
電車で移動中のビジネスパーソンを見ると、いまや主に20代~30代の方々がスマホや専用端末などで読書をしている姿をよく目にするようになりました。もちろん、本ではなくゲームに興じている人もいますが…。いずれにせよ、電子媒体については、特に若い世代は抵抗感が少ないと思えます。
今後は徐々に紙の本と共存しながら、電子書籍は今の60歳代あたりまではかなり浸透していくのではないかと思います。
弊社では、運営しているイー・プランニング出版倶楽部において紙の本のプロデュースに加えて電子書籍出版のプロデュースサービスも行っています。紙ベースの商業出版を考えた際に、それに比べて書きたいことが書ける電子書籍は、むしろ、作家を目指す人(文芸書やビジネス書を問わず)にとっては魅力的なフィールドだと思います。
また、書店に並ぶ紙の出版を目指す際に、電子書籍の出版を中間目標として考えることもできます。さらに、今や電子書籍から紙ベースの出版デビューのチャンスをつかむという例も数多く出てきております。
弊社もその流れを見守りながら、紙ベースの書籍のプロデュースで培った出版界の人脈やノウハウを電子書籍にも生かして、その著者の作品を、逆に紙ベースの商業出版へと導く仕掛けをつくって参ります。
そうした、ちょっとワクワクするような電子書籍の出版にご興味のある方は、ぜひお声掛けいただければと思います。