昨今、大卒新採の3人に一人が、入社3年以内に離職しています。そうした原因の一つが採用の際のミスマッチ、つまり、就活にあると考えられています。 もし、就活生それぞれの個性や価値観に照らしてより慎重な企業選びが出来ていたら、もし、採用面接で「型に嵌った優等生を演じる」のではなく「本来の良さを全面に出して成長の可能性を示す」ことが出来ていたら、このような結果にはなり難いのではないでしょうか。 本書は、先行販売されているkindle版『準備編』と『面接直前編』の内容を1冊にして読みやすくまとめた本です。 本書の内容は、著者がこれまで20数年間にわたり人財(人材)育成をテーマに講演や研修セミナーの講師を務めてきたことや、学生への豊富な就職指導経験を元に、就活に関する様々な実践的な極意を伝授します。 著者について 永堀 宏美(ながほり ひろみ) 慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、国際会議運営・研究所勤務等を経て、結婚後、筑波大学大学院地域研究科修士課程及び米国コーネル大学大学院都市地域政策学科修士課程修了。 1994年帰国後よりフリーランスの人財(材)育成&研修講師として活動を開始。 2009年より早稲田大学大学院教職研究科非常勤講師(生涯学習)、2015年2月現在、NPO法人学習学協会理事兼上席研究員及び公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)理事。 共訳書に『エンパワーメントの鍵』クリスト・ノーデン・パワーズ著、実務教育出版などがある。